●技術資料 壁つなぎの計算例(一般社団法人 仮設工業会)?設計条件・場所 千葉市中央区・地表面粗度区分 一般市街地(地域区分 Ⅳ)・近接高層建築物 なし・落下物防護材 充実率φ0.90のメッシュシート・足場の高さ H=28.00m・壁つなぎ設置間隔 〔1階×1.5スパン毎〕・負担面積 A=3.05m×1.829×1.5=8.368㎡・基準風速 Vo=18.0m/s・台風時割増係数 Ke=1.00・地上高さZにおける瞬間風速分布係数S=1.36・近接高層建築物による割増係数Eb=1.00・シート、ネットあるいは防音パネルの幅B=35.00m・シート、ネットあるいは防音パネルの高さH=28.00m・充実率 φ=0.90・第二構面風力低減係数γ=0.10・基本風力係数 Co=1.870・壁つなぎの許容耐力5737N/本 (4413N/本であるが、30%増しとします。)1.5スパン1フロア分FLFLFL?地上高さZ(m)における設計風速(m/s) Vz=Vo・Ke・S・Eb =18.00×1.00×1.36×1.00=24.5m/s?地上高さZ(m)における設計用速度圧(qz) 5 5 qz=Vz2=×24.52=375.1N/㎡ 8 8?風速係数(C)地上から建っているシート、ネット及び防音パネルの縦横比による補正係数:R 2H/B=1.60≦59 よって R=0.60建築物に併設された足場の設置位置による 補正係数:F(但し、設置位置 B) F=1.0+0.31×φ=1.28よって風力係数Cは C=(0.11+0.09γ+0.945Co・R)・F =(0.11+0.09×0.10 +0.945×1.870×0.6)×1.28 =1.51?壁つなぎの検討 P=qz・C・A=375.1×1.51×8.368 =4740N/本<5737N/本(壁つなぎ許容荷重)∴OK〔参考文献〕 改訂 風荷重に対する足場の安全技術指針136壁つなぎの計算例1.81.81.81.81.81.8
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